ゆるゆる養生まとめ【自律神経失調症・うつ状態・体調不良を改善しよう】
生きること、食べることを健康に繋げる
誰でも簡単に無理せず、生活の一部として気張らずに実践できる健康を維持する方法を、わたくしもふふは勝手に「ゆるゆる養生」とよんでいます。
目的は、心身ともに健やかな状態で生きられるようになること。
自律神経失調症やうつ状態、虚弱体質による慢性的な体調不良などなど、わたくしもふふは「常に生きているだけで精いっぱい」でした。
心も身体ももっと楽になりたい!ということで、模索してきた様々な健康法たち。
この記事ではもふふの「ゆるゆる養生」をまとめてみました。
内容は中医学やアーユルヴェーダなどの東洋医学からヒントを得ていてます。
長きにわたって伝承されてきた東洋医学。先人の知恵というのは宝の宝庫ですね。
東洋医学とは
皆さんのよく知っている「病気になった!病院に行って直してもらおう!」とういのは西洋医学の考え方です。
例えば、風邪をひいたときにお医者さんでは「鼻水を止めてくれる」「喉の痛みを和らげてくれる」「咳を鎮めてくれる」「熱を下げてくれる」ような、症状を抑えるお薬をもらえます。風邪そのものを治してはくれません。
虚弱体質のわたしは、生きているだけで毎日が苦痛でした。
日常的に疲労、胃痛、下痢、不眠、不安感、うつ状態、自律神経の乱れ……。西洋医学では「病名」がつかない程度の症状です。どれもこれも東洋医学で言うところの「未病」でした。病気未満です。病院に行っても特定の症状は抑えてくれますが根本解決できません。
毎日体調悪くて身も心もクタクタ……
そこで出会ったのが「東洋医学」です。
きっかけは些細なことです。こちらの養命酒の記事を読んでみてください。
西洋医学で言う病気は東洋医学ではすでに末期症状です。症状が出てしまってからでは遅いのです。
「病気を治療する」のではなく、「病気にならない心身を作りましょう」というのが基本的な考え方です。
決してスピリチュアルなものでもオカルトなものでもありません。日々の食事や習慣で体のバランスを保ってあげる方法をまとめたものと理解していただければ良いと思います。
まさに先人の知恵袋!
【参考書】
・中医学をベースにした簡単健康法(漫画)『ねこ先生トト・ノエルに教わる ゆるゆる健康法』
・体調に合わせて料理を決めるのに役立つ『からだに効く 和の薬膳便利帳』
・アーユルヴェーダの食材『アーユルヴェーダ・カフェ―インドの医食同源にもとづくお手軽レシピ』
・アーユルヴェーダの理論(難易度高)『パーフェクト・ヘルス』
生きることが少し楽に
中医学やアーユルヴェーダを学びながら、できる事を少しづつ実践してきました。この記事を書いている時点で1年半くらいでしょうか。
徐々にではありますが身体の調子がよくなり精神的にも安定するようになりました。
病気ではないけど、なんだか調子が悪くてつらいな、と感じている方の助けに慣れればと思い、私の実践している内容をまとめます。参考になったら嬉しいです。
朝のゆるゆる養生
朝起きて家を出るまでに実践していることです。
- 白湯を飲む
- 養命酒を飲む
- ギーを食べる
白湯を飲む
人は寝ている間に体温が下がります。
朝一番で温かい白湯を飲むと、内臓の温度が上がって代謝が上がります。
ダイエットやデトックスにも効果的。
白湯は身体にとっても優しい飲み物です。
養命酒を飲む
毎朝薬用養命酒を飲んでいます。
主な目的は以下の三つ。
- 滋養強壮
- 胃腸を整え丈夫にする
- 血行を良くして冷え性を改善する
虚弱体質だったわたしが人並みに動けるようになるための必需品です。
養命酒を飲んでいると体力がアップし、冷えや夏バテも改善されます。
詳しい効果はこちらにまとめてあります。
ギーを食べる
ギーとはアーユルヴェーダにおいてもっとも優れた油です。
消化器に対する負担が少なくてとても身体に優しいです。
- 記憶力をあげる
- 知力をあげる
- 消化力をあげる
- 精力をあげる
- 疲労を取り除く
わたしはスプーン一杯のギーを朝ごはんにしています。
胃腸が弱い人は経験があると思いますが、朝起きると気持ち悪くて食事(固形物)なんて摂れない!
特に帰宅が夜になり夕飯の時間が遅くなってしまうと、寝ている間も消化器が働いているので疲れもとれにくく胃腸も疲れてしまいます。
ギーで胃腸を整え、午前中のエネルギー源にすることで、生活をうまく回しています。
そして朝にギーを食べるとお昼ころにはかなり空腹になります。
この空腹感がとっても大事!
「ギーを食べるとお腹が空く!」と怒りのレビューを散見しますが、空腹状態というのは身体にとって大切なことです。それ以外の時間はずっと胃腸が働きっぱなしということなので。
胃腸を過労させないためにも、積極的に空腹の時間を作ってあげましょう。
食事を変えるゆるゆる養生
食生活を変えるとダイレクトに心身に効果が出てきます。
そりゃあそうですよね。だって身体の材料は食べ物ですもの。
食事で大事なポイントは
✕ 健康に良いものを食べよう!
○ 健康に悪いものをやめよう!
テレビや広告では「〇〇が身体にいい!」「これを食べれば血圧が下がる!」などの煽り文句がたくさん転がっていますが、食べ物やサプリを追加するのではなく、今食べている身体に悪いものをやめて基本的な食生活にしよう、という考え方にします。
- 精製糖をやめる
- プーファをやめる
- 冷たいものをやめる
- 炭水化物を減らして食物繊維を増やす
この四つを意識して生活すれば、かなり体調はよくなってくるはずです。
精製糖をやめる
上白糖などのお砂糖は血糖値を急激に変動させてしまいます。
最近では高齢の方だけでなく若者にも「血糖値スパイク」という隠れた病気が増えています。
「食事の後にねむくなる」人は要注意!
血糖値スパイクを起こして血管がボロボロになっているかもしれません。
精製糖をやめるというのはつまり、
- お菓子をやめる
- アイスをやめる
- 料理に使うお砂糖を上白糖→黒砂糖にする
このあたりができると良いと思います。
しかし!砂糖は中毒になります!
アルコールやニコチンと同じです。お酒やタバコをやめるのって大変ですよね。
ふだんからお菓子やアイスを食べていると、知らないうちに中毒になっているんです。
意識してやめようとすると、コンビニやスーパーでお菓子コーナーを見るたび「ウッ、、た、食べたい……」と苦しむことになります……。
わたしもお砂糖をやめるのはかなり苦労しましたが、二週間程度で乗り切れるのでがんばってみましょう。
もふふが砂糖中毒を克服した詳しいお話はこちら。
プーファをやめる
プーファについては『「プーファ」フリーであなたはよみがえる! 生命場を歪ませるアルデヒド 』という本を参考にして下さい。
ここでは簡単に説明します。
プーファとは不飽和脂肪酸のことです。
これを過剰摂取していると、猛毒であるアルデヒドが体内で生成され身体の機能や構造を破壊してしまいます。
ガンやうつ病、糖尿病、脳卒中などの重大な病気にも関連があるようです。できるだけやめたいところ。
プーファにも色々ありますが、まずは植物油脂をやめましょう!
正直、これを完全にやめようとするとコンビニ弁当や外食がほぼできなくなります。世の中で使われている油はほとんどが植物油なんです。
植物油を避けるには、スーパーで新鮮な食材を買って毎日自炊!がもちろんいちばんいいのですが、現代人には厳しいですよね。
- 毎日コンビニ弁当→家でご飯を炊いておかずだけ買う
- 休日に作り置きをしてみる(スープが簡単!)
など、できることを少しずつやってみましょう。
プーファの摂取をやめると、心身の不調がかなり改善されてくると思います。
冷たいものをやめる
冷たいものは内臓を冷やしてその機能を下げてしまうのでやめましょう。
- アイスをやめる
- 氷の入った飲料水をやめる
この二つはマストです。
それに加えて。
内臓を冷やすのは氷だけではありません。
体温より低いものは全部冷たいものなので避けたい。
よって、常温のお水もできるだけ避けたい。
- あたたかい飲み物を飲む
- 冷たいものは口の中であたためてから飲む
- 生野菜をやめて温野菜にする
このへんを心がけるのが良いです。
炭水化物を減らして食物繊維を増やす
白米、パン、麺類……、現代日本人の食事のメインは炭水化物です。
そして食べたあとに眠くなるほどに食べ過ぎです。
最近はすっかり白米オンリーをやめて、押し麦や黒米、雑穀を混ぜたごはんを食べています。
中でもおすすめなのがクミンライス。胃腸の調子を整えてくれます。
胃腸を休めたいな、と思ったらキチュリーもとてもおいしくて良いです。
生活習慣を変えるゆるゆる養生
深呼吸&身体を動かす&ストレッチ
人間、無意識に呼吸を止めていることけっこう多いみたいです。
「アッ!また息止めてた!」って気づけるようになったらいいです。
呼吸大事。全身に酸素を回しましょ。
身体は動かさないとなまっていきます。血流が滞り、冷えや頭痛などの原因に。
まずは首や肩などガチガチに凝っている部分をよく動かします。
あとはデスクワークでもできるかかと上げ。足踏み。
- 意識的に深呼吸
- 首、肩をまわす
- かかと上げ、足踏みをする
わき腹を伸ばすのも気持ちよいのでおすすめです。
心身の力を抜いてリラックスさせるためにストレッチを習慣にしました。
時間があるときはYouTubeでヨガ(B-lifeさん)もしています。
とにかく歩く
身体を動かすのに慣れてきたら次のステップ、歩行です。
がんばって歩きます。とにかく歩く。
一時期はちょっと歩いただけで太ももがうっ血したりもするほどの運動不足でしたが、なんとか歩くことが習慣になりました。
そして歩くことはうつ状態を克服する要因にもなりました。(詳しくはこちらの記事へ)
引きこもりがちで外に出て歩くなんてハードル高すぎ……という方は、こちらをぜひ読んでみてください。
もふふが自分をあまやかすためにまとめた外に出てお散歩をするまでのステップを紹介しています。
ジョギングで心拍数をあげる
目的は自律神経の乱れや憂鬱感、不安感などのメンタルの落ち込みを回避すること。
週に一回、二十分程度のジョギングをしています。
最大心拍数の80%くらいになるように心拍数をキープすることがポイント。
わたしはこのジョギングを始めたことでうつ状態から脱出できました。
詳しいジョギングの効果はこちらの記事をご一読ください。
日光浴をする
晴れた日はできるだけお日様を浴びるようにします。
日光を浴びると幸せホルモンであるセロトニンが分泌されるので、慢性的にハッピーに。
朝目が覚めたら必ずカーテンを開けて太陽の光を浴びます。
体内時計をしっかり機能させるのに大切な習慣です。
湯船につかる
一日の疲れを取るためにできるだけ湯船につかります。
忙しいとシャワーで済ませたくなりますが、できるだけ。
- お湯はぬるめの38℃前後
- 15~20分、長湯はしない
特に冷え性の人はしっかり血行を良くして身体をあたためましょう。
日付が変わる前に寝る
睡眠は最大のぜいたく!!!
寝るのもったいない、なんて言わずに。
体力や気力を回復するいちばん優秀な方法です。
わたしは七時間程度の睡眠時間を確保するようにしています。
これくらい寝ておけばそんなに疲れがたまることもありません。
今日もがんばらない!
いろいろ書きましたが、いちばん大切なのは「がんばりすぎない」ことです。
東洋医学が提唱する理想の生活は、現代日本社会では実現困難。
できることをできる分だけ、少しずつ変えていけたらよいのです。
みなさまの生活が、より楽で楽しくなりますように。
「今日もがんばらない!」でいきましょ~~
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