生きるためにじぶんをたいせつにする

ちゃお、もふふです。
今回はエッセイ的な、お手紙的なブログをひとつ書きました。
読み物としてゆるりとお付き合いください。

「じぶんをたいせつにする」、ということ。
言葉にすると当たり前のように思われますが、実行するのは案外難しいものだなと体感することが多々あります。

じぶんの人生を生きてくれるのはじぶんだけですね。
「人生は楽で楽しいほうがいい」とわたしは思っています。
楽で楽しい人生を送るためには、じぶんをたいせつにすることが前提になるんじゃないかな、と最近思っています。

苦しくてつらい人生を送りたい方もいると思います。
そういう思いがある場合はこの記事の内容はマッチしないので、ここで回れ右していただければと思います。ご了承ください。

「じぶんをたいせつにする」とは?

「じぶんをたいせつにする」ってどういうことでしょう。
わたしがたどり着いた答えは単純明快で、「じぶんのこころとからだの状態に寄り添ってあげる」こと、です。

こころとからだの声をちゃんと聴いてあげて、その声に応えてあげる。
じぶんでじぶんをたいせつにする方法です。

今日はおそばが食べたいなぁと思ったら、おそばを食べてあげましょう。
なんだか疲れたなぁと思ったら、早く寝てしまいましょう。

そういった日々の小さなじぶんからのサインに気づいて実行してあげる。
これがなかなか難しいことなんだな、と思います。

  • 疲れているのに無理して働いていませんか?
  • つらい気持ちを内に内に押し込めて、見て見ぬふりをしていませんか?
  • しあわせだな、と感じることに罪悪感を抱いていませんか?

心当たりのあるあなた、もっとじぶんをたいせつにしてあげていいんです、だいじょうぶですから。

疲れているあなたへ

いつもがんばっていますね。
すばらしいです。えらいです。

疲れているなら、ぜひ休みましょう。
疲れ続けるといずれこころもからだも動かなくなります。
疲れを感じられているうちに、まだ動けるうちに、たくさん寝てみたりゴロゴロしてみたりして休養を取りましょう。

あなたが休むことはあなたのために必要なことです。
「仕事が忙しくて休めない。」「家庭が忙しくて休めない。」
様々な事情がありますね。

そのお仕事は、ご家庭は、ちゃんと忙しくない時期がやってくる見込みがあるでしょうか?
その時期までこころとからだは持ちそうでしょうか?

休める見込みがないのなら、ちょっと立ち止まって身の振り方を考えましょう。
いちばんたいせつなのは、あなた自身のこころとからだです。
あなたのこころとからだが壊れてしまっては、そのお仕事もご家庭もつづけることはできませんから。

ぜんぶがぜんぶを、あなたが背負い込まなくていいんですよ。

つらいあなたへ

つらいきもち。かなしいきもち。しにたいきもち。

ずっと無視していませんでしょうか。
あなたのそのつらいきもちは、あなたに必要なきもちです。
寄り添ってあげてください。

つらいきもちをみとめてあげましょう。よしよししてあげましょう。
そうしたら、なんでつらいきもちさんはわたしの中に出てきたのかな、と考えてあげましょう。

「しにたみさん、こんにちは。今日はどうしたの?」
わたしはしばしばそうやって、しにたみさんと対話を試みます。
頭の上から背中にかけて、ずっしりとのしかかってきたしにたみさんも、話しかけるとそこからおりてくれます。
じっとしてわたしのとなりにるだけになります。
たいていの場合、しにたみさんは何も答えてくれませんが、数時間、はたまた数日でいなくなってくれるようになりました。

どうしてつらいのか、どうしてしにたいのか。
きっとすぐに答えは出ないかもしれません。
それでも、押し殺していた頃とくらべたら、あなたはじぶんにやさしくなれていますよ。
寄り添っているうちに、自然と消えてくれることもあります。

もし原因らしいものを見つけたら、
(例えば人間関係、例えば仕事の内容、例えばじぶんの体調、、、)
その原因をどうやったら排除できるか考えてあげられたらいいですね。

きっと時間がかかりますね。
環境をガラリと変えなくてはならない場合もあるでしょう。
とてもたいへんなことです。

でも、じぶんの人生を生きるのはじぶんしかいませんから。
環境を変えるしんどさは重々承知しています。(わたしは何度もくじけてきました。)
勇気を出して動いてみても失敗してしまうかもしれません。

それでも、今あなたの中にいるつらみやしにたみさんとお別れしたいきもちがあったら、ここでがんばってみるのもいいかもしれませんね。

しあわせに罪悪感があるあなたへ

じぶんなんかがしあわせと思うなんて、なんておこがましいんだ。
じぶんなんか人生つらいぐらいでちょうどいいんだ。
しあわせと感じてしまった、帳尻合わせにこれから不幸がおそってくるんだ。

そんなふうに思ってしまう方、きっとたくさんいますね。

楽しいこと、うれしいこと、ハッピーなこと。
あなたに必要なことです。
あなたはそれを、素直なきもちで受け取っていいんです。

あなたがどんな環境におかれていても、あなたがどんな能力であっても、しあわせを感じていいんです。安心してくださいね。

生きているのだから、ポジティブな感情も、ネガティブな感情も、どちらもあります。
そしてそれはあなただけのものです。
あなたの感情は、あなたが大切にしてあげましょう。

どうしても受け入れられなかったら、「もふふとかいうやつがしあわせになっていいって言ってた!」とわたしのことを言い訳に使ってください。

さいごに

だれだって目の前のことに押しつぶされそうになってしまったら、じぶんをないがしろにしてしまうものです。
じぶんのこころとからだの声が聞こえなくなって、せっかく送ってくれたサインを無視しつづけているとこころもからだも壊れてしまいます。

もふふは一度壊したこころとからだを、社会に復帰できるまで回復させるのに7年かかりました。
それは短くない期間です。
その間にきっといろんなものを取りこぼしてきました。(多くの人ができた様々な経験を、わたしはすることができませんでした。)(楽しい大学生活、真摯に学問に向き合う時間、新卒での就職、、、)
年を取れば回復速度も落ちます。たくさん壊れればさらに時間がかかることでしょう。
だから壊れる前に、じぶんをたいせつにしてあげてほしいのです。

いま何らかの病を患っている方も、もし「すこやかになりたい」というきもちがあったら、まずはじぶんをたいせつにしてあげてください。

じぶんの人生を生きていけるのは、じぶんだけです。

つらい環境、境遇、耐え難い困難、、、
だれかに代わってほしくても、できないですものね。
じぶん自身がいちばん身に染みてわかっていることと思います。

すこやかに。
#今日もがんばらない

誰にも相談できないつらみがあったら、もふふが受け止めます。
よかったらマシュマロからでも、DMでも、相談を送ってくださいね。


P.S. 「しあわせ」においては思うところがあるので、またそのうちブログに書こうと思いますが、わたしは生きていくのに「しあわせ」という概念は捨てた方がいいと思っています。が、まだ言語化できていないところですし、「しあわせ」はよいことという共通認識があるので、今回はわかりやすい表現として使いました。

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