哲学から得た知見③~考える訓練をしよう~

2018-11-27

こんにちは、もふふです。

哲学のお話最終回です~~!

論理的に思考する訓練をしよう

くよくよ悩まないでよく考えようね!ってお話をしました。

より客観的に、より冷静に、思考できるようになるにはある程度の訓練が必要です。

わたしが試行錯誤してたどってきた方法を紹介します。

思い悩んでしまう人がすべき4ステップです!

①自分が悩んでいることを自覚する

なにかに悩んでしまっている渦中で、自分が悩みのドツボにはまっていることを自覚するのはなかなか難しいことです。難しいですが、まずはこれを意識できるように頑張ります。

「アッ!今わたし悩んでた!」

というふうに、悩みが自覚できるようになることが大切です。客観的に自分を見つめる練習をします。

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②原因を考える

悩みの原因を考えます。戦う相手が分からなければ対策しようもありません。

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③解決法を考える

どうしたらその問題は解決するかを考えます

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④受け入れる

解決策が判明した場合はしてやったりです。随時遂行して問題を取り払っていきましょう。

解決策がなかった場合ももちろんありますよね。そのときは、その事実を受け入れます。

解決しない問題なんてこの世界にごまんと溢れています。あきらめる、という選択肢を持つことに慣れます。仕方ないのです。「正しい答え」なんてものに人間はたどりつけません。自分の力ではどうにもならないことがたくさんあるんです。そういうものです。そういうものなんです。

「あ~もうしょうがないな~どうしようもないな~」

怒りや憎しみ、悲しみの感情を持つことをやめます。どうしようもないから負の感情を持つ必要ない。そう自分に言い聞かせます。

しかし問題が解決できないからといって、自分を卑下する必要は全くありません。だってわたしたちは人間だから!不完全な存在だから!!!

完全な存在は神だけです。神様はすべての物事がうまくいきます。完全なので。

だから、我こそが神であるとお思いの方はともかく、それ以外のふつうの人間の方々は、どうぞ気楽に考えてください。だめなときはだめ。それでいいのです。神であると自負される方はちゃんと完全でいてください。

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重要なのは「思考する」体験

大切なのは、問題を解決することではなく、考える練習をすること、事実を受け入れて悩みから解放されることです。

たくさん考える経験を積んで、自分の人生の負担になる「悩み」から解き放たれましょう。だって悩まない方が人生楽だもん。楽しいもん。

こちらの記事でも紹介しましたが、自分の意識以外のあらゆる存在はほんとうに実在しているかもよくわかんない(っていう考え方がある)んです。

だったら他人に振り回される必要もありません。

世界だってついさっきできたばっかりかもしれないです。

だったら過去に固執する必要もありません。

理想はイデア界にあるので、わたしたちには実現できません。

だったら理想に縛られる必要もありません。

ぜ~~~~んぶ不確かなもの。あるのは自分だけ!!!だったら自分のために生きましょう!!自分が楽で楽しい人生にしましょう!!!

考える練習をして、受け入れる訓練をして、そしたらだんだんと受け入れられることが増えて、他人に振り回されなくなって、自分の好きなように生きられるようになってくるものです。

ただ、どうしても受け入れられないようなつらい状況にある場合、そんなのはもちろん受け入れなくていいです。逃げましょ。日本では敷かれたレールから外れると社会不適合者扱いされがちですが、気にしないで逃げましょ。他人はとやかく言ってきますが全部無視です。その人はあなたの人生に責任とってくれません。全力で逃げて、別の居場所を探しましょ。大丈夫です。案外どうにかなるものです。逃げられる元気があるうちに逃げちゃいましょ。

*おわりに*

わたしは哲学を勉強して、いろんな執着から解放される考え方を身に着けました。もうくよくよ悩みません。ちゃんと考えられるようになりました。そしたら生きてることって思ってたよりずっと楽しいです。うつうつすることも減ってきました。

自分の考え方が変われば、おのずと周りの環境も変わってくるものです。今の状況がつらいな~とうっすらでも思っている方は、「考える練習」をしていくと、何らかの変化が生まれてくるかもしれません。

今日もゆるりと、がんばらずに。

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