【中医学】身体を作る3要素「気・血・津液」その2
こんにちは、もふふです。
中医学のお勉強シリーズ「気・血・津液」その2です。
今回は「血(けつ)」についてまとめていきます。
「血」とは
「血」は「けつ」と読みます。西洋医学でいう血液とは異なる考え方です。
その1でまとめた「気」は、天と地の恵みから得られるエネルギーのようなものでしたね。「血」は、その動き回る「気」が形を借りて静止した状態の物質と考えます。
「血」には栄養を循環し、運搬する役割を担っています。「血」に異常があると身体全体に栄養が行き届かなくなってしまい、不調として現れてきます。
「血」の不調は特に女性に多く現れやすいです。病態は「血虚」と「瘀血」の2種類考えられます。
血虚
血虚とは、血が不足した状態です。そのままですね。
血虚の症状
・貧血
・皮膚がかさつく
・爪がもろくなる
・脱毛
・こむら返り
・冷え
・のぼせ
・血行不良
・集中力の低下
・不眠
血虚体質におすすめの食材
こちらの記事をどうぞ。
瘀血
瘀血(おけつ)は血が体内で滞った状態のことです。
古くなった血がドロドロと溜まっているイメージですね。
瘀血の症状
・口が渇く
・痔
・月経異常
・お腹の張り
・便秘
・冷えのぼせ
・しみやそばかす
・顔色が悪い
・唇の色が悪い
瘀血体質におすすめの食材
こちらの記事をどうぞ。
*おわりに*
思い当たる症状があった人は、レッツ養生です!
いつもより早く寝て、お菓子をやめて、薬膳を意識した食事にする。
漢方薬局に相談に行くのもいいですね。
それではみなさん、
#今日もがんばらない
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません