『うつマッピング』自己管理の練習におすすめ!【レビュー】
こんにちは、うつを克服して登山にハマっているもふふです。
とある日。もふふはTwitterで #うつマッピング なるものが拡散されているのを知りました。うつブログを書く者としては気になるので、ツイ主を見に行ってみたら、なんとうつブロガーさんでした!!!(?)
うつを治すために、いろんなことを試してきたのでマッピングしてみた。 pic.twitter.com/UecVW3hGBz
— ほっしー@メンタルハッカー (@HossyMentalHack) April 16, 2018
わたしはブログを初めて半年ちょいです。
その中で毎回とても人気なのが「もふふがうつを克服した話」。
うつの情報を知りたい人ってたくさんいるんだな〜。メインの記事はうつ関連にしてみようかな〜。と思ってた矢先に発見したうつブロガーさん。

パイオニアいた!!!!
ちょうど本を発売されているタイミングだったので、後学のために読むことにしました。こちら↓
ねこがかわいい。ピンクの表紙もかわいい。
著者はほっしーさんです。
著者紹介
著者:ほっしー(@HossyMentalHack)さん
ご自身のうつでの経験を活かし、同じようにメンタル疾患を抱えている方に情報発信をされています。
ブログは最高で45万pvとのこと。すごすぎる!
Twitterでもブログでも、いろんなところから情報を引っ張ってきて伝えています。
アンテナ広いな~~!といつも感心しちゃいます。
『うつマッピング』ってどんな本?
ほっしーさんがうつを治すために行ってきた様々な方法を、効果と難易度でマッピングしたものをまとめた本になります。
先に貼ったツイートの内容を深く掘り下げたものですね。
お手軽↔難しい、効果高い↔効果低い、の指標でマッピングされています。
こちらはあくまでもほっしーさんの個人の経験に基づいたマッピングになります。
「そうそう!」と共感できるところもあれば、「え~それはちがうな~」と思うところもあります。違う人間ですからね。当然のことです。
ですが、ただ共感するだけではもったいない!!!
この本を読むことで簡単にセルフマネジメントの練習ができちゃうんです!
ほっしーさんの自己分析を読むと、同意したり反対したりなんらかの感想が生まれてきますよね。その感想を自分でまとめていけば、簡単に自己分析ができ、自分を客観的に見る練習になります。
例えば、「寝る」ことはお手軽で効果が高いと分類されています。
そしてあなたが「たしかに!」と思ったとしたら、自分のうつに「寝る」ことが有用だと分析できたことになります。それを同じようにマッピングしてまとめておけば、鬱々とだめな状態になったときに「よし、寝よう!」と判断できるのです。
こんなお手軽なセルフマネジメント法、なかなかないですよ~!
1からうつマッピングを作ろうとしたら、手間がかかって仕方がないですし、うつのときに自己分析を正確にするのは至難の業です。すでにほっしーさんのマッピングがあるのですから、これを利用する他ない!!!
『うつマッピング』こんな人におすすめ!
ほっしー(@HossyMentalHack)さんの著書「うつを治す努力をしてきたので、効果と難易度でマッピングしてみた」読了です🌟
うつを治す教科書としてではなく、自己理解や自己管理の練習に良い本ですね。
うつで四方八方真っ暗、何をすればいいかわからない人を救ってくれます🍀https://t.co/x0TzltbIvR— もふふ@うつを克服した話連載中 (@mof_mmm) 2018年11月1日
Twitterにも書きました。「うつマッピング」、うつ病の人でもそうでない人でも、気持ちが落ち込んで真っ暗で、何をしたらいいのかわからない人にぜひ読んでほしいです。
この本には、「うつを治すにはコレをしなさい!」なんて押し付けは一切ありません。
楽な気持ちで読むことができます。
1つ1つの項目も短いので、読書が苦手な人でも少しずつ読み進めることができます。気になる項目だけ読んでみるのもいいですよね。
もしあなたが、ひどく気分が落ち込んだり鬱々してつらい思いをしているのなら、この本を読んでみて自分が少しでも楽になる方法を見つけられるといいなと思います。
共感!うつを治す方法三選
『うつマッピング』の中から、わたしもふふが実際に経験した、「これはよかった!」と思う方法を3つ選んでみました~!
散歩
1つ目。うつを克服した最初の1歩は散歩でした。
うつを克服した話4でも紹介しています。
とにかく歩く!!!
うつ真っ只中のときは10分も歩けないくらいに体力が落ちてしまいました。
心身一如。体力がないままではうつは治らないと言っても過言ではないと思っています。
とにかくたくさん歩いて血行を良くし、体力をつけ、筋力をつける。
これがわたしがうつを克服できた直接の要因でした。
理解者の存在
とはいえ、うつ状態のときに散歩なんてそう簡単にできないですよね。
そこで2つ目、わたしの恋人です。
彼がわたしを外に連れ出し散々連れ回し歩かせたおかげでわたしはうつを克服できました。
恋人に出会えていなかったら、わたしはうつでどん底のまま苦しみ続けていたんだと思います。正直ぞっとする。
わたしを元気にするために一緒に散歩をしてくれる、とてもいい理解者でした。
ツイッター
わたしのツイッターは優しい世界でした。
これもうつを克服した話に書いてあります。
誰にも言えなかった「つらい」という気持ちを唯一発信できる場所でした。
幸いなことに、わたしのフォロワーさんは優しい方ばかりで、わたしがネガティブなことをつぶやいても「大丈夫だよ~」「あったかくして寝ようね~」と安心するような声がけをしてくれました。
そしてイラストを投稿するとほめてくれる。
こんなにあったかい居場所は他にないです。
恋人や友人と出会ったのもツイッターですし、もとを辿ればうつを克服できたのはツイッターのおかげかも知れないですね。笑
まとめ:自己管理のためのマッピング
わたしは今はうつを克服してすっかり元気になっています。
でも時折、無気力や憂鬱感に襲われてしまい、対策しないで長いこと放っておくと、またうつ状態に戻ってしまいます。
去年、2017年の秋には、季節性うつだったのかも知れません、憂鬱な気持ちをこじらせたわたしは連続して仕事を休む羽目になってしまいました。
またあのつらくて苦しいうつに逆戻りしてしまうのか、と怯えたものです。
しかし、わたしはジョギングをすることでうつを防げることを学びました。
気分が落ちてきたら5分でもいいので走りに出かけます。
すると脳がスーッと活性化し、活気に満ち溢れてマイナスな感情がなくなるんです。
これがわたしの自己管理です。
現在うつ病で苦しんでいる人も、『うつマッピング』が自分をマネジメントするためのひとつの手立てになると思います。
あ、いつもより気持ちが落ちてきたな、と予兆を感じたら、効果の高い方法をためしてみる。それだけで少しは楽になるかも知れないですからね。
わたしもうつ状態のときにうつマッピングに出会っていたら、自分でも少し這い上がれたのかな~なんてちょっと思ったりします。
持論ですが、うつの克服には体力!!!そして筋力!!!!だと思っているので、少しでも調子がいい日には外に出たり歩いたり走ったり、家の中でも足踏みをしたり、身体に何らかのアクセスができるといいですよ!!
ゴリゴリのマッチョである必要ないです。
わたしはうつを克服して1年程度ですが、歩いたり走ったり山に登ったりして、やっと人並みに生活できるくらいの体力がついてきたところです。
ただし、むりだけは絶対にしないでくださいね。
体力以上のことを続けるとうつはひどくなってしまいます。
ゆる~く、てきと~に。
#今日もがんばらない でいきましょ~~!
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